ラベル 900.M.Y先生 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 900.M.Y先生 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年1月20日月曜日

試験監督で疲れないために

大学教授のM. Y. です。

今年も大学入試センター試験が行われました。会場校になっている大学では教員が試験監督を務めますが、その監督業務は、大学入試センターによって示された膨大かつ詳細な監督要領に沿って行わなければならないので、かなり気を遣います。

今回、私は初日の試験監督を担当しました。ご存知のように、初日には英語リスニング試験があります。また、1時限目の「地理歴史・公民」で「2科目受験」をする受験生の部屋に配置されたので、朝早くから日没後まで、長時間にわたる監督業務となりました。

ですので、「さぞお疲れになったことでしょう」と思われるかもしれないのですが、実は私の場合、幸いなことに、そんなに疲れることなく、とても爽やかな気持ちで務めることができました。

おそらくそれは、谷口雅春(生長の家創始者)著『伸びよ生命の子』(日本教文社)の「疲労を感じない力の生かし方」を読んでいて、それを多少なりとも実行できたからだったと思います。

たとえば、この本の33頁には、「愛はすべてを癒す」と題して、次のように書かれています:

---〈以下、引用〉---
仕事をして、うまくできなかったり、その仕事に故障が起ったり、その仕事で怪我をしたり、仕事の結果健康を害したりするのは、仕事に対する愛が足りないか、仕事に対して恐怖心が伴っているのです。愛しさえすれば、仕事はあなたに害を与えるものではありません。犬でも愛する人には咬みつきはいたしません。恐れる者には犬も咬みつくのです。この仕事をしたら健康を害するかもしれないとか、こんなに夜業を続けたら、衰弱して肺病になりはしないかとか、取越苦労が病気の因(もと)です。恐れずに、仕事と勉強に愛を感じ、働かせてもらうことに、勉強させていただくことに、喜びと感謝をもって勇敢に生きて行く時には、人間は働くほど健康になるのです、元気になるのです、病気だってかえって治ってしまうのです。
---〈引用終わり〉---

こうした愛の心を持てるように私が行ったことは、「受験生の身になって考える」ことでした。自分自身もかつて受験生でしたから(もう二十五年以上も前のことですが)、その時のことを思い出すと、大学受験は受験生にとって人生最大の重要な時であることが分かります。

それを思うと、口にこそ出して言えませんが、心の中では「頑張ってね〜」「よく出来るといいね〜」と念じたくなります。

そう念じながら、問題冊子や解答用紙の配布や回収を行ったり、解答時間中も受験生を見守ったりしていると、監督業務がそんなに苦にはなりませんでした。やはり愛の心こそが生命の糧なのだと思います。

大学教授 M. Y.

2014年1月13日月曜日

楽しかった卒論指導

大学教授のM. Y. です。

この年末年始は卒業論文提出の時期でした。私の大学では計4日間の提出期間だったのですが、私のゼミ生8名は、その全員が最終日を待つことなく、三日目までに順調に提出してくれました。
      卒論の出来具合としては、優秀なものもあれば、合格レベルに何とか達しているだけのものもありました。ですが、直前になって慌てふためくことなく、全員が余裕を持って提出できたことは、指導者として、とても安心できることでした。
          そのように安心して導けた要因は何だったのか? それには幾つかの要因がありましたが、今回は、その中で最も大きな要因だったものを書かせていただきます。それは「明るさ」です。
              3年生の時から約2年間かけての指導でしたが、ゼミの授業では、いつも明るく進めることを心掛けていました。たとえ学生が失敗をしたとしても、それを責めるのではなく、明るく笑い飛ばして、激励鼓舞していくようにしていました。そのおかげで、私のゼミ学生たちは皆、明るく伸び伸びと取り組んでくれていたように思います。
                  前生長の家総裁・谷口清超著『愛と希望のメッセージ』(日本教文社)という本では、「楽しく働こう」と題して、次のようなエピソードを紹介されています。
                    ---〈以下引用〉---
                          昭和五十九年の甲子園の野球では取手二高が優勝した。その原因の一つに「明るさ」があった。木内監督の指導がよく、いつも野球をたのしむという気分が充ちあふれていたので、四対四の同点になり、PLとの戦いが延長されても心配せず「延長できてうれしい」といった気分だった。従って、新聞評にも「笑って勝ってしまったようだ」と書かれたぐらいである。
                              何事をやるのでも、たのしく生々と、のびのびやることが大切で、これは光明化運動をやる時も同様である。いつも悲壮感を漂わせ、しかめつらをし乍(なが)ら、ハチマキをしめ歯をくいしばっていると、実力が出て来ないし、その暗い心が暗い運命を引きよせるのである。野球でいうと、ホームランを打つところが、わずかの差で三振に打ちとられるといった結果に終る。
                                〔中略〕
                                      あなたの勤めている仕事場で「たのしく働く」のはとてもよい事で、それでこそ仕事もうまく行く。そのあなたの明るさは、単にあなただけにとどまらず、あなたの部下や上司にも拡大するからだ。あなたの家庭にもひろがり、妻や子が生々とする。夫や父の明るさは一家の運命に関わる一大事である。何をやるにしても、明るく、たのしくやることだ。ことに仕事は、楽しみながらやることによって、大成するのである。〔後略〕
                                        ---〈以上、『愛と希望のメッセージ』32〜34頁から引用〉---
                                          この引用部分の最後の段落に書かれていることは、大学のゼミにおいても、まさに当てはまることでした。教員の明るさが学生たちに広がったことで、ゼミ学生たちはみんな、実に伸び伸びと、明るく楽しく、意欲的に卒業論文に取り組んでくれました。
                                              ですので、大学教員の皆さんには、まず自分自身が「明るく楽しく働く」ことをお勧めします。それが「楽しい卒論指導」につながりますので…。

                                              2013年9月10日火曜日

                                              外見が変な学生にどう接するか?

                                              大学教授のM. Y. です。

                                              最近は、大学生でも髪の毛をいろんな色に染めたり、おかしなところにピアスをしたり、ズボンの位置が下がりすぎていてパンツが見えてしまっていたり(いわゆる見せパン!?)など、外見がチョット変な学生が増えてきましたよね…。

                                              そんな学生には、一体どんな気持ちで接したら良いのでしょうか?

                                              ここに参考になるエピソードがありますので、ご紹介します。生長の家の前総裁・谷口清超著『無駄なものは一つもないーー人生問答集』(日本教文社)の154頁以降に書かれている実話です。

                                              愛知県に迫千代子さんという足の不自由な人がいました。生長の家の信徒の方で、杖で歩いている人です。

                                              この人がある時電車に乗って、空いている席を見つけて腰を下ろしたら、そこに親分みたいな少年と子分みたいな少年がやってきて、「そこは俺の席だから、立て」と言って、そこへ腰掛けたのだそうです。

                                              随分ひどい話に思えますが、この千代子さんは足が不自由であるにもかかわらず、少しも怒ることなく立ち上がって、彼らの頭を見た時、その15〜16歳くらいの少年の頭の毛が、鶏冠(とさか)みたいにカチカチに固めてあって、おまけに根っこの所から緑色と黄色できれいに染めてあって、それはそれは、すごかったのだそうです。

                                              それを見た時にびっくりして、思わず「まあ!あなた達、自分で髪をセットなさったの? おばさんは、とてもこんなに立派にセット出来ないわ。あなた達は、とても手が器用なんだわ」と言って、それを賛嘆したというのです。

                                              そうすると、最初はうるせえオバサンだなあというような顔をしていたらしいのですが、それからも親しく話しかけてあげていると、そのトサカ少年が「オバサン、座れよ」と言ってくれて、手提げを持ってくれて、横に座っていた子分が千代子さんの背中に手を廻して、彼女が腰掛けやすいように手伝ってくれたのだそうです。

                                              そして、いよいよ千代子さんが降りる駅に着くと、千代子さんの手提げを持った親分が先頭に立って、次を千代子さんが行き、後ろに子分が付いて異様な光景で歩いて行くのを、たくさんの乗客が不思議そうに眺めていたというのです(笑)。

                                              このように、たとえ見せかけはヘンチクリンな恰好をしていても、みな神性・仏性それ自体ですから、どこかにいい所が必ずあります。それを認めて褒めてあげると、心を開いてくれるのです。

                                              ところで、その後、この親分・子分の少年二人は、この迫千代子さんの導きですばらしく更生していくことになるのですが、詳しくは『無駄なものは一つもない』をどうぞお読み下さい。

                                              また、一見悪く見えることでも、観方を変えれば、その奥にある善性を認めることができることについては、生長の家創始者・谷口雅春著『生命の教育』(日本教文社)の「第三章 無軌道の教育法」に詳しく書かれていますので、ご一読をお勧めいたします。


                                              大学教授 M. Y.

                                              2013年7月21日日曜日

                                              「単位を下さい」と言われたら?


                                              大学教授のM.Y.です。いま多くの大学では半期ごとのセメスター制がとられていますので、この学期末の7月下旬は、試験の時期ですね。この時期になると、学生から言われることがありませんか?「先生、単位を下さい」と…。

                                              出来が良くないのに、大目に見て単位を「あげる」わけにもいかないし、かといって、頭ごなしに叱りつけてしまったら、反感を買うだけかもしれません。こんなとき、どうすればよいのでしょう?

                                              私の場合は、いつもこう言っています。「単位は“もらう”ものではありません、自分の実力で勝ち取るものです。単位を取るために必要な条件については、ちゃんとした客観的な基準を設けています。皆さんは、その基準を満たせばよいのです。こちらはその基準に沿って、公正に評価します。自分の実力を十分に発揮して、正々堂々と単位を勝ち取って下さい」。

                                              生長の家創始者・谷口雅春著『あなたは無限能力者』(楠本加美野編、日本教文社)14頁には、次のように書かれています。

                                              ひとたび吾等が地球に生えた黴(かび)ではなく、太陽を造り、星をつくり、地球をつくり、それを秩序整然と運行せしめているところの宇宙的な力が自分自身だと云う自覚を得るときには、人間の弱小感は去り、劣等感は消え、勇気凛々乎(りんりんこ)として、活力は増大し、機略縦横どんな素晴らしい働きでも出来るようになるのです。

                                              このように、生長の家では「人間は神の子で素晴らしい」と説きます。本当は素晴らしい実力の持ち主だと学生を信じていると、「その実力を発揮しなさい!」と遠慮なく激励できるのです。

                                              そうすると、仮にその実力を発揮する努力が足りずに「不可」の評価を受けた学生がいたとしても、その評価には素直に従ってくれます。大目に見るのではなく、ただ頭ごなしに叱るのでもなく、温かい目で見守りながら毅然として学生を激励できる道がここにあるのです。

                                              大学教授 M. Y.

                                              2013年5月31日金曜日

                                              教育現場の問題は必ず解決できます。一緒に教育課題を解決して、楽しい教員生活を送りましょう。