2015年1月27日火曜日

再び「やさしい先生負けないで!」

小学校教諭のY・Sです。

今日は嬉しいことがあったので記事にします。私が小学校6年生の時に国語の授業で出会った詩があるテレビ番組で紹介され,何十年ぶりかでその全文を読むことができました。特にその詩の最後の節が今でもこ心に焼き付いています。後半のみ抜粋してご紹介します。やさしい心の持ち主は,決して「受難者」ではありません。それは,必ず「大いなるもの=神」に通じ,本当の本物をつかむことができる人だからです。私はこの詩が大好きだと仰っていた当時の担任の先生と今でも年賀状を交わしています。きっと詩の中の娘さんは,最も美しい夕焼けを後で見ることができたと思います。


やさしい心の持主は
いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。
何故って
やさしい心の持主は
他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。
やさしい心に責められながら
娘はどこまでゆけるだろう。
下唇を噛んで
つらい気持ちで
美しい夕焼けも見ないで。


             吉野 弘 詩集  「現代詩文庫」思潮社「夕焼け」より

2015年1月10日土曜日

空気に感謝出来る実験

小学校教諭のY・Sです。

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。本年もブログをよろしくお願いいたします。
 新学期が始まりました。1年のまとめの時期、子ども達の成長は,私たち教師の励みです。この1年間で伸びたところをおおいに褒めて,次の学年・学校に送り出したいものです。
 さて,今年最初の記事は,「空気に感謝出来る実験」です。この実験は3年生の算数「重さ」と理科の「光を集めよう」という単元のコラボです。まず子ども達に重さの単位「g(グラム)」の概念を教え,身の回りのいろいろな物の重さを量りました。ちょうど理科で太陽の動きと気温の関係を学習したばかりなので,自然界の不思議さに子ども達が興味を持っているこの時期を逃さずにと思って次のような実験を行いました。
 準備する物:0.1gまで量れるデジタル秤・ゴム風船(3L程度の容量)・セロハンテープ
 まず,量りに裏返して丸めたセロテープをそっと貼ります。次に膨らませる前のゴム風船を乗せてその重さを確認し記録します。
 セロテープと膨らませるまえのゴム風船を合わせた重さは,2.6gでした。次に風船をぱんぱんに膨らませて口を縛ります。(この段階で子ども達はもう興味津々です)そして,その風船をそっと秤の上に乗せます。そこで初めてセロテープの役割に子ども達は気付きます。そうです,「風船が飛んでしまわないためにセロテープを置いたんだ。」ということに。始めからすべて説明してしまうのでは子どもの思考力が育ちません。さて,秤はどんな数値を示しているでしょうか?(ここでも結果はすぐに見せずに予想させます)「2.6gよりも軽い」と考えた子ども達がこの段階では多かったようです。理由は空気は軽いから。風船といえばふわふわというイメージがまだこの時期の子ども達にはあるからでしょう。そこでいろいろと意見を出してもらった後で,結果を確認します。
 風船を膨らませて秤に乗せた重さは「3.2g」でした。なんと「0.6g」も増えたのです。これには子ども達も驚きです。さて,何が「0.6g」分の重さなのでしょう?子ども達は口々に「空気だ!」と言います。そうです。空気に重さがあるということを初めて認識した子ども達の感動を想像してみてください。普段,何気なく吸っている空気も,重さがあり,それをちゃんと量ることができる。空気がなくなったらほとんどすべての生きものは,生きてはいけないのに空気に感謝している人がどれだけいるのだろうか。そういうことを話し合ったり,感想を出し合ったりしながら授業を終えました。きっと子ども達は,それぞれに空気や自然の神秘と有り難さを感じたに違いありません。
 ところが,授業が終わってしばらくすると,実に不思議な現象が秤に表示されたのです!この続きは次回の記事で・・・。
 

 と思いましたがここで書いておきます。風船の重さが「0.2g」増えたのです。つまり実験直後「3.2g」だった風船が「3.4g」になっていたのです。しかしそれについては詳しく触れませんでした。原因は始め暖かかった空気(呼気)が冷えて重くなったためです。
 こんな簡単な実験から,普段何気なく見たり触れたりしている自然の不思議さが実感できるのですね。どうぞ,読者の皆さんも実験してみてください。

2014年12月27日土曜日

今週の「おみやげ」は?

小学校教諭のY・Sです。

今年も御用納めとなり,今日からは9連休という方もいると思います。今年1年,子ども達のための精進・奮闘・活躍された教育関係者のみなさん,お疲れ様でした。
 今年最後の記事は「おみやげ」についてです。私は毎週金曜日には,学級の子ども達に「今週のおみやげは何かな?」と帰りの会で問いかけます。その「おみやげ」は物ではなく,その週に学習したり,新しい知識を得たりしたことを家の人に話すおみやげです。
 例えば,これまでに「好評」だったおみやげをいくつかご紹介します。
○  10分,20分・・・の正しい読み方は「じっぷん」,「にじっぷん」であ  る。
○ スリッパを踏みつぶして履けなくなり,いらいらしたことは誰にでもあること。
○ 「女王様」の正しいふりがなは「じょうおうさま」ではなく「じょおうさま」であること。
○ 「躓く」=「つまづく」は間違いで,「つまずく」であること。
○ 信号の赤・青・黄色の並び順は?(真ん中は黄色と判っているけど,赤と青がそのどちら側か?)○ 探し物をしていて見つからないときは,一旦止めた方が却ってみつかること。
○ 季節や行事に合ったことわざや簡単な英語表現など。
 つまり,その週で学習したことで,「なるほど!」とか「そうだったのか!?」と思ったことや,家の人に自慢できるような豆知識をもって帰り,話題にすることが「おみやげ」です。子ども達は常に好奇心と学ぶ意欲をもって活動しています。その中で得たことや気付いたことを誰かに伝え,表現することによって知的好奇心が益々高まるのです。同時に家族の会話が弾んで一家団欒に貢献することも期待しています。
 さて,今学期最後の「おみやげ」は,ことわざ「笑う門には福来たる」と「Keep on smilig !」という挨拶でした。英語の訳は敢えてしないでも,子ども達はしっかりにこっと笑って真似をします。
 

 では,今年も私のささやかな実践と拙文を読んでくださったみなさまに感謝致します。どうぞ,よいお年をお迎えください。
   Keep readnig and, Keep on smiling !!

2014年12月13日土曜日

生長の家の教育の“現代的展開” 子供たちに伝えよう-自然と人間の大調和


高校教諭のK.Oです。
                  

昨年死去した、ネルソン・マンデラ氏は人種や民族のちがいを越えて人種差別を撤廃し、世界中から尊敬されました。そして今、世界は地球環境問題に直面しており、さらに人間と他の生物との共存共栄が求められています。

 
今、一番必要な道徳教育、平和教育とは?

授業で太陽パネルの特性試験を行い、生徒がレポートに感想文を書いてくれました。「ソーラー電池の発電率にびっくりした。光はなくならないので、これを日本中にけちらずに展開すれば、どれだけの電力をまかなえるのか。原発が無くなったらこれだ!と思った。」(S.H
また、北見生命学園では、何故ノーミート料理をつくるのか?環境を大切にするとは?という内容の講話から、肉食の弊害について、動物を殺すこと・飢餓・森林減少等を学習しました。
 
今、児童・生徒に一番必要な道徳教育の徳目、また平和教育の内容は、「自然と人間の大調和」による自然環境保全の生き方=新時代の生き方であると思います。なぜなら、人間と他の生物との共存共栄は、愛を実践する生き方であるからです。例えば、動植物を大切にすることは、愛を深め「豊な心」を育んでくれます。リサイクルの促進は、ゴミや空き缶を拾うことで良いことをする、「愛の実践」になります。省エネルギーの促進は、「物を大切にする心」を養います。温暖化防止の努力は、「遠くの貧しい国の人たちへの愛」となるのです。さらに、自然との触れ合いは、生きる力とよろこびを与えてくれます。 

また、「自然と人間の共生」に基づく地球環境保全の教育が世界平和の根幹であると言えます。なぜなら、生長の家総裁・谷口雅宣先生が、「平和・環境・資源」の3つの問題はリンクしていると説かれているように、地球環境保全は平和と密接につながっているからです。 

生長の家総裁・谷口雅宣先生は次のようにお示しくださっています。 

化石燃料を使い続けることは環境にマイナスであるばかりか、資源問題を深刻化するとともに、希少資源をめぐる各国の奪い合いに発展する恐れもある。また、ツバルの例のように、環境難民を生み出す可能性もある。そういう意味で、「環境」と「資源」と「平和」とは皆、つながっているわけですよ。(『足元から平和を』谷口雅宣先生著202頁より)
 

今、一番必要な生長の家の教育とは?

 生長の家の教育に関する内容も、歴史があり素晴らしいものです。かつては反国家思想の横行する時代があり、それに対して愛国心や天皇様のご恩徳を説き、また親不孝の問題については親孝行を説いてきました。もちろんこれらのことは必要です。しかし、現代の児童・生徒を取り巻いている環境は変わってきています。 

例えば、君が代・日の丸についても、以前は戦争につながる等と言っては反対し、バイキンのように嫌う人もいました。今は変わりました。子供たちも教員も、自然に国歌・国旗として接しています。
 
今はもっと重要な問題が出てきているのです。地球が荒廃し人間のみならず生物が棲めなくなっていくこと。すでに絶滅種が多く数えられています。また、原発事故の未解決の問題等です。これらの緊急を要する地球規模の問題を解決することが、吾々の使命であり、教育の課題なのです。現代の子供たちに最も教えなければならないことは何か?今、一番必要な生長の家の教育とは何か?と考えたとき、総裁先生がお説きくださっている、「自然と人間の大調和」による新時代の生き方であると思います。
これが生長の家の教育の“現代的展開”だと考えます。 

「教員生活が楽しくなるブログ」へのアクセス数がこのところ急増し、国内外から、生長の家がはじめての方からも多くの関心が寄せられています。
今、世界の教育者の共通の諸課題を解決するために!!

                                                                                                                                                                                                K.O

2014年12月3日水曜日

自然を愛し,その偉大さを実感させる授業

小学校教諭のY・Sです。

今週は,「わたしたちの道徳」という副読本(文部科学省 刊)をつかった道徳の授業をしました。題材は「自然や動植物を大切に」です。その概略をご紹介します。対象は小学校3年生です。
 導入で「次の中に花が咲かないものはありますか?」という問いかけをし,
①さくら ②いね(米) ③杉
 と板書しました。〔*この質問に関しては,2013年7月22日のブログにも書きました〕はじめはこちらのねらい通り,③の杉と答える児童がいました。②のいねについては,稲作地域という特性から,「稲の花は見たことがある」という意見にみな同感しました。
 では,「③の杉は本当に花が咲かないのかな?」と補助発問すると,「見たことがないから咲かないと思う」という児童の意見に引きずられる児童が出てきたので,ここでヒントをあげました。「花粉症で一番多いのは,何の花粉症でしょうか?」すると児童から「杉の花粉症か!花粉が出るということは花が咲くからだ!」「でも杉の花は見たことがないよ」「稲よりももっと小さい花なのかも知れないよ」といった意見が出てきました。  
 そこで,「そうだね。見たことがないからないとは言えないね。実は杉にも花が咲くんだ。今の季節は茶色いつぼみが出ているから,気をつけて見てごらん。では,わたしたちの道徳の102ページから読んでみよう」といって,
 ○ 折れた菊を大切に世話した結果,見事に花を咲かせた話
 ○「ど根性大根」の写真
 ○ 渡り鳥がなぜ「V字」になって飛ぶのかという話
 ○ 岩手県盛岡市の石割り桜の生命力について
を紹介した写真と文をそれぞれ読んで話し合いました。子ども達は,アスファルトから芽を出す草花の不思議な力や,この季節によく見られる雁も「V字飛行」をして,天敵から身を守る工夫をしていることなど,それぞれ知っている自然の偉大さを紹介してくれました。そして次のようなまとめをして授業を終えました。
 「みんなよくたくさんの自然のすばらしさに気付きましたね。自然の素晴らしさに気付くということはみんなも自然の一部だからなんだと思う。」そして板書に,
「花が咲かない植物はない。」植物の横に「人間」と朱書きし,「花の咲かない人間もいない。」「人間の花って,何だろう?考えてみてください。」といって授業を終えました。
 後日,子ども達から自然・人間についての偉大な発見が続々報告されることでしょう。その時はまたブログにアップします。  
   ー 参考文献:「わたしたちの道徳 小学校三・四年」p102~p105 ー  

2014年11月23日日曜日

誤った二分法による誤った指導

小学校教諭のY・Sです。

給食の好き嫌いが多い児童に「世界には何万人という子ども達が食べたくても食べられなくて飢えや病気で死んでいる。ちゃんと朝・昼・晩3食食べることのできる国に住んでいて,好き嫌いをするとは甘い考えだ!」といった指導をしたことはありませんか?私も実は,若い頃こんな指導をしたことがあります。また,不登校や学校に行くのを渋る児童に,「アジアやアフリカの国には,鉛筆一つ教科書1冊さえなくても勉強をしたいと思っている子ども達が大勢いるのに,学校に行きたくないなんて甘いことを言うな!」というようなお説教を聞いたことはないでしょうか。どちらも違和感があり,効果的な指導・助言とは言えませんね。もう一つ,子どもの頃,ちょっとした怪我や病気でぐずっているとき,親からこんな言葉で慰められたことは誰にでもあるかと思います。「お前なんかよりもっともっと重い病気や怪我で苦しんでいる人もいるんだから,それくらいのこと我慢しなさい!」この言葉に奮起したという人は,おそらく少ないと思います。このような考え方を『誤った二分法』といいます。つまり,物事を無理やりに2つに分けて,それ以外の可能性をすべて無視したうえで理屈付けをするある種の詭弁です。
 そもそも,世界中に何万人もの飢えた子どもがいようと,貧しくて学校に通えない子どもがいようと,食べ物の好き嫌いや不登校の原因とはなんら関係のない別問題であるということです。大切なことは,好き嫌いや不登校,病気や怪我で苦しんでいるのは,当の本人なのです。もし,日本中の好き嫌いのある子どもが何でも食べるようになっても,世界の飢餓はなくなりません。不登校の児童が我慢して学校に行っても,学校がない国に学校が建つ訳ではありません。子ども自身が自覚により,「世界の貧しい国の子ども達に役に立てるような大人になろう!」と決意したなら別ですが。
 要は,このように極端な比較を使って子どもを説得するよりも,問題を抱えている“その子”に寄り添って,具体的な解決方法を一緒に見つけていくことが大切なのだと思います。


ー参考文献ー
 誤った二分法(あやまったにぶんほう、英: false dichotomy)あるいは誤ったジレンマ(英: false dilemma)は非論理的誤謬の一種であり、実際には他にも選択肢があるのに、二つの選択肢だけしか考慮しない状況を指す。密接に関連する概念として、ある範囲の選択肢があるのにそのうちの両極端しか考えないという場合もあり、これを白黒思考 (black-and-white thinking) などと呼ぶ。なお "dilemma" の先頭の "di" は「2」を意味する。2つより多い選択肢の一覧が示され、その一覧以外の選択肢が存在するのに考慮しない場合、これを誤った選択の誤謬 (fallacy of false choice) または網羅的仮説の誤謬 (fallacy of exhaustive hypotheses) と呼ぶ。 ーWikipedia よりー

2014年11月6日木曜日

将来役に立つ習い事は?

小学校教諭のY・Sです。

道徳の教科化が中教審から答申されました。この件に関する記事は8月12日に書きましたので,より詳しい見解は後日またUPしようと考えています。
 今日は,先日保護者から質問されたことに対する私の回答をまとめてみます。「子どもの将来のためにどんな習い事をさせたらいいでしょうか」(将来,就職に有利な習い事はどんなものかという意)
という質問でした。
 まず,習い事はお子さん(以後一般的に”子ども”と表記)の自発的な意志に任せて無理矢理やらせないことが肝心です。もし,習い事がしたいと子どもが希望するならスポーツを含めて週に2回くらいが適量かと思います。将来のために(就職に有利な)習い事というのも,個人差がありますから一概に言えません。スポーツで心と体を鍛えることは誰にも有益でありますし,武道(柔道・剣道・空手等)は精神の鍛錬にもなります。
 学習関係について,個人的には学校の勉強をしっかりやっていれば十分だと思います。ちなみに私は大学まで行きましたが,学習塾は一切通っておりません。将来を考えて就職に有利な習い事は,と問われるなら,これも個人的な見解ですが,「英語」それも聞いて話せる英語を身に付けることのできるような学習をお勧めします。これは何も塾だけとは限りません。テレビやラジオの英語番組を親子で視聴することなどは,簡単な方法です。なぜ,英語をお勧めするかというと,これからの国際化が進む社会では,どうしても「コミュニケーション能力」が必要になります。しかし,現在行われている小学校の外国語授業は週に1回,中学校でも時数は少なくなり,毎日授業があるわけではありません。つまり,学校の勉強だけでは受験準備のための英語は身に付いても,使える英語・実践的な英語は習得し難いのが現状です。
 さらに,国は外国人観光客の集客による外貨獲得に力を入れようとています。また,防災教育を学びに東日本大震災の被災地を訪れる外国人も増えています。しかしながら,各観光地や被災地では,英語を話せる人材不足に悩んでいる実情があります。これからの国際化社会を生きていく子ども達には,せめて母国日本の文化や自然環境,歴史などについて説明できるくらいの英語力が求められると考えています。
 


 最後にひとつ事例をご紹介します。私が「東日本大震災」の復興支援に行ったとき,アメリカから1人で来たという壮年の男性が「Is there anybody who can speak English?」といって人を探していたので,私が説明した概要です。一部は英語を専門職にしている知人に添削してもらいました。このくらいの英語が高校を卒業するまでに話せるといいですね。


The explanation of Great East Japan Earthquake
On March 11, 2011, at 2:46pm, there was the Pacific coast of Tohoku Earthquake. (Great East Japan Earthquake.)
It was magnitude 9.0. It was a massive earthquake. 
In northern Miyagi Prefecture, the seismic intensity was 7.0.
For about 6 minutes, all of Japan shook greatly. It did enormous damage everywhere.
The tsunami was over 40.5 meters high, and flooded up to 5.4 kilometers inland.
Nearly 20,000 people lost their lives.
To teach about this tragedy, and as a lesson for the future generations,We pray for happiness in the next world for those who were lost in the Great East Japan Earthquake, and also pray for the quick reconstruction of the disaster areas, with Grand Harmony of Nature.


訳)2011年3月11日午後2時46分に起きた“東北地方太平洋沖地震”はマグニチュード9.0という超巨大地震でした。宮城県北部では,最大震度7を観測し,その揺れは約6分間にわたって日本全土を揺らし,各地に甚大な被害をもたらしました。また,その地震に伴って発生した津波は想定を遙かに超える規模で,最大遡上高40.5m,内陸への浸水最大5.4kmを記録し,2万人近くの尊い人命を奪いました。その悲劇と教訓を将来に伝えるために“東日本大震災”で亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに,被災地の1日も早い復興を祈ります。自然との大調和と共に。