2016年2月11日木曜日

自然と人間が調和する生き方を実践して


短大非常勤講師のK.Oです。 

昨年は生長の家初の国際スポーツイベントとなった、天女山ヒルクライム(全長4.6km・標高差371mの坂道を自転車で登るレース)に参加しました。厳しいなかでも完走できたことをとても嬉しく思い、感動が今も続いています。ゴール直前の空と森は格別に素晴らしく、輝いて見えました。
 
新たな年の、新たな運動に、新たな決意で取組んでいきたいと考えます。 

自転車通勤・クラフト製作は喜び
短期大学校への通勤や家庭訪問はもっぱら自転車の使用になり、自動車をあまり使わなくなりました。CO2の削減と健康の増進に貢献し、自然と触れ合い、美しい自然を直接に感じることができるからです。風の感触、鳥の声、虫の音、日毎に変わる景色等々。ある日、自転車に乗りながら空の青さに感動しました。「青く澄みわたり!さわやか!美しい!!」と。車より時間がかかり、汗をかき、困難もあるが、喜びがあります。 

  また、クラフト製作にも挑戦しました。はじめは“絵手紙整理&鑑賞台”というものをつくりました。絵手紙を数十枚ストックでき、さらに一番表のものはしばらく眺めることができます。片付けるために、すぐ棚や引き出しに入れてしまうにはなごり惜しく、もう少し見ていたい願いをクラフトに表現しました。次に作ったのは改良型です。はじめの作品の材料には、3月まで勤務していた学校の実習からでた廃材と、素麺の箱のふたを活用しました。

もっと自然度の高い材料をと思い、今回は地元の農家から、春に剪定したりんごの木の廃材を分けてもらいました。薪ストーブの燃料になるものです。この方には普及誌を手渡し愛行しているので、快く譲ってくれました。ちなみに、このりんごの品種はふじです。 

  さらに、教区の「自然の恵みフェスタ」に手作り品のクラフトを出展するため、箸置きを10個つくりました。材料は青森ヒバの端材です。機械で作ればすぐできてしまい、はじめはめんどうくさい、ムダな作業のように思いましたが、一個一個こころを込めて作っていると、喜びがわいてきました。木のぬくもり、ヒバの独特の匂い・・・・これらに自然を感じます。手作りの楽しさ、喜び、自然との触れ合い、また材料やエネルギーを無駄にしない作業が、自然と人間が調和する“新しい文明”の構築につながるのであると思います。 

地球生命への意識の拡大-学校で、生命学園で
 生長の家総裁・谷口雅宣先生は、“新しい文明”の構築のためには、個人、地域、国、人類、地球生命への意識の拡大が大切であると説かれています。その方法の一つである「自然観察」について、次のようにご教示くださっています。 

まず「自然観察」がなぜ必要かといったら、これは実際に自然と触れ合う経験をもたなければ、自然を感じられず、自然の美しさや素晴らしさを感じ、一体感をもつことができないからです。自然を感じることができないのに、自然を創造された神を知ることはできません。目で見るだけでなく、耳で聴き、肌で触れ、鼻で匂う―(中略)多様な生物が共存する“地球社会”が本当であって、それに触れる自分も喜ぶことが分かる。
(機関誌『生長の家』7月号38~39頁 谷口雅宣先生ご文章) 

さらに先生は、「三正行」に加えて「絵手紙・絵封筒」「写真・絵画制作」「クラフト製作」「自転車通勤」「自然の恵みフェスタ」が意識を拡大する方法であるとお教えくださっています。このほかにも、自然との一体感を深める意識拡大の方法を工夫して、アイディアを出していきたいと思います。 

 私達は、地球生命への意識の拡大を教育の場において、とりわけ学校現場で児童・生徒・学生に、また生命学園で児童へ教えていきましょう。これが私達教育者の役割です。

“新しい文明”の構築という大きな夢と希望を、教育関係者・教え子・生命学園児童に伝えることが、私達生教会の使命です。 

地球環境保全への取り組みと世界平和の実現を目指して!

                                           K.O

 

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