2016年1月22日金曜日

黒板をどうやって消しますか?

小学校教諭のY・Sです。

明けましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いします。
 今日は少し技術的なことを書いてみたいと思います。教師には,教育に対する強い熱意や信念,高邁な理念が必要です。しかし,それだけではつまずいてしまうこともあります。熱意や信念だけでは授業も生徒指導も空回りしてしまうことがあります。それに伴った「技術」もまた教師の力の一つであると思います。とはいえ,ベテランの先生方に対して教育の技術を説くほど私は優秀でないので,「釈迦に説法」かと思います。「そんなこと当たり前だ。」と思われたら笑って読み流してください。
 <黒板・チョークの使い方>
 これは私が初任の時に指導主事先生から教えてもらった基本中の基本です。
○ 黒板には日付・日直以外の項目は書かずに授業をせよ。
○ 黒板に書きながら子どもの発言を聞くな。(子どもの目を見て発言を聞いてから  板書するということ)
○ 黒板消しはどう使うか?消しゴムとは消し方が違う。上から下へと「桟(さん)」に 粉を落とすように消すこと。
○ チョークは板書以外に使わないこと。黒板に貼ったプリント等にチョークを使うのはタブーである。紙にはマジックかフェルトペンを使うこと。

 
 ひとつでも「なるほど」と思われた方はぜひコメントください。次回は授業改善のコツをちょっとだけ公開します。

2 件のコメント :

  1. 板書しながら子供の話を聞くなというところが、さすがだなと思いました。ちゃんと子供の目を見て話を聞くということは大切ですね。こうしたことを教えてくれた指導教官の方は、本当に素晴らしいと思います。

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  2. 山本さん,コメントありがとうございます。
    具体的な技術もやはり信仰心はベースになると思っています。

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