2018年9月15日土曜日

「神さまと自然とともにある祈り」の実修からはじめよう!

  元公立高校教諭のK.Oです。
 
  今年2月〜5月にかけて、生教会教区会長会議が全国7つのブロックで開催されました。その7会場のブロック会議に出席し、生教会運動のポイントについての説明を担当。その前後に「幸せを運ぶ教育フォーラム」、「生命学園研修会」等を10会場-合計17会場でお話しさせていただきました。企画・推進等の準備にご尽力された、多くの方々に感謝申し上げます。

各地で素晴らしい教育実践者との出会い-質疑応答-私たちは何をお伝えするのか?
 
 そこで感動したことは、「生長の家の教育」を実践するたくさんの方々との出会いです。素晴らしい実践をお聞きしました。2名の方を紹介します
 
 現職教員-K.Tさん(北見教区)(小学校教諭)
 
   特別支援学級の担任として、子供たちと野菜づくりを通して、自然に親しむことを指導しています。野菜嫌いな子供も少しずつ食べるようになり、「先生美味しいね」とびっくりするくらいの量を平らげる子もいました。また、職場や保護者との絆も深めることができたのです。始業前に野菜のお世話をしていると、大地のパワーが体に流れ入り、一日を楽しく過ごせるとのことです。
 
  生命学園園長S.Nさん福岡教区)(日豊生命学園
 
 食事の時もゲームを離さず、近所の家の壁をキズつけ、誰の言う事も聞かなかった児童が、読み聞かせと紙芝居の時だけおとなしいのです。S.N園長が「輝くところだけ見よう」と決心した時、変わってきました。今では下の子供の面倒をみて、兄弟・いとこを練成会に誘い、ジュニア友の会に入る決心をするようになったのです。
 
 各地で、現職の教員、生命学園の園長・スタッフのみなさんから、児童生徒の指導のことや生命学園の運営に関する、熱誠あふれる質問が出されました。心を込めて説明し理解してもらうことができました。その中で感じたことは、私たちは何をお伝えするのが最も良いのか?ということです。“新しい文明”を担う児童と若いお父さん・お母さんの幸福のために、そして世界の平和と地球の未来のために、何が必要なのか?この視点が、これからの生教会・生命学園の活動のポイントであると思います。そのために、変わらないで受け継ぐもの、変わるもので放つべきものを考慮して、進んでいきたいと考えます。
 
7つのお祈りの実修から-生教会・生命学園の新生と教育実践者の育成を
 
 この8月に発刊された総裁・谷口雅宣先生著の『「神さまと自然とともにある祈り』には次の7つの祈りが収められています。
 
・周囲に神さまを感じる祈り

・自然の美しさをたたえる祈り
・自然の中の私に気づく祈り
・植物の美しさと命を感じる祈り
・人と植物の生かし合いを思う祈り
・鳥やけもののすばらしさを称える祈り
・キノコやカビと友だちになる祈り

   このお祈りを朗々と唱えていると、豊かな心になり喜びいっぱいになります。自然と人間が調和した素晴らしい世界が、意識の中に広がります。各教区、各生命学園では、この7つのお祈りを実修し、喜びと感動が生まれているのです。児童もスタッフの大人もお祈りのコトバの響きを感じ、その響きが魂に届きます。
 
“新しい文明”を担う児童・青少年を育成するために、総裁・谷口雅宣先生よりいただいた、7つのお祈りのもと、新しい生命学園・生教会をつくっていきましょう。今、新生のときです。すべてはここから生まれ、始まります。さらに素晴らしくなるのです。
 
 特に、「生長の家の教育」を実践する若い教育実践者の育成を目指し、まずは小さな体験やささやかな取り組みから発掘していきたいと思います。                                                                                                 K.O


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