2017年2月7日火曜日

預かり保育で伸びる子どもたち

幼稚園教諭 M.H
私は幼稚園で預かり保育を担当しています。保育終了後の時間にお預かりするので、「おかえり」という気持ちで迎えます。色々な年齢で過ごしますので、大きいクラスの子が小さいクラスの子のお世話をしてくれる姿もよく見られます。折り紙を折ってあげたり、ロッカーにカバンや帽子を掛けるのを手伝ってあげたり、隣に座ってあげたり、泣いていると「せんせいこの子ないてるよ」と教えてくれたり、小さいクラスの子もお兄さんお姉さんに甘えられて安心できます。時にはお兄さんの作ったブロックをこわして怒られて泣く子もいたり、毎日一緒にいるとまるで兄弟のように激しいけんかになることもありますが、けんかも成長のためには大切な役目をしていると思いますので、怪我のないように気をつけて見守ることもあります。

生長の家の教育の中に、認めてほめてあげると、その方向に伸びていくと教えていただいていますが、毎日利用している年少さんのK子ちゃんはまだ言葉数は多くありませんが、時々「あー」と大きな声を発することがありました。よく聴いてるとお腹の底から出ていて、声を出してる本人もとても気持ち良さそうです。おもわず「いい声だねーもう一回きかせて」とお願いするとまた「あー」と出してくれます。気をつけて観察しているとお歌もすぐに覚えて歌ってました。お迎えの時、「K子ちゃんいい声ですね。将来はぜひオペラ歌手にどうですか」とお母様にも楽しくご報告してみました。

工作が得意で来るたびに持ちきれないくらいの大きなダンボールの作品を作って「もってかえっていいでしょう」とお母様にお願いしている子、また電車の駅名をたくさん大きな紙に漢字でかいて、見せてくれる子、将来どんな才能を発揮してくれるかとても楽しみです。生長の家の教育を実践できる場があることに感謝しています。

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